室内では、LED照明がないとビカクシダは育たない

LED照明 初心者向け 室内栽培 光環境

この記事は初心者向けです

結論から言うと

室内の場合、十分に日光が確保できない環境では、植物育成用LED照明がないと、ちゃんと育たないかもしれません。

暗い環境vs明るいLED環境

もちろん、室内であっても日光が十分に入る場所であれば、ビカクシダはよく育ちます。

一方で、奥まった場所や窓から離れた場所では、窓際の光だけでは「なんとなく生きている」状態になってしまい、美しく育ちません。

植物育成用LED照明を使えば光量が確保できるので、健全に育てることができます。

私の実家で起きたエピソードを話すと、この違いがよく分かります。

実家にあげたビカクシダがうまく成長しなかった話

私の実家に、ウィリンキーをあげたことがあります。

私の実家の光環境

  • 設置場所:リビングのちょっと奥まったところ
  • 光環境:普通の家庭用LEDのみ。太陽光は間接的にしか入らない

この環境では、**うまく成長しませんでした。**枯れてはいないものの、貯水葉も胞子葉もほとんど展開しない状態です。もちろん水やりはちゃんとしてもらってます。

一方で、妻の実家にあげたビカクシダはどうなったかというと:

妻の実家の光環境

  • 設置場所:窓際
  • 光環境:天気のいい日は午前中に外に出して、明るい日陰で日光浴

きちんと明るい日陰で日光浴させてもらっていたので、こちらは生き生きと育っています。

このことから、私は「光はビカクシダの成長にとってかなり重要なんだな」と実感しました。

ビカクシダはどういう環境で育つ植物なのか

自然環境で育つビカクシダ

読んだ本によると、ビカクシダの自然環境は以下のようなものです:

自然生育地

  • 高木の枝や日当たりの良い崖に着生して生育
  • 自然界では比較的明るい場所で育つ植物

必要な光量

  • 中程度〜強い日光が健全な成長に必要

つまり、ビカクシダはもともと明るい場所で育つ植物なんです。だからこそ、室内で十分に日光が確保できない場合、植物育成用LED照明が必要になります。

まとめ

LED照明で美しく育ったビカクシダ

私の実家と妻の実家の違いから分かったのは、ビカクシダにとって光がいかに重要かということです。

ビカクシダはもともと高木の枝や日当たりの良い崖に着生する植物です。つまり、自然界では明るい場所で育っています。

室内で日光が十分に確保できない環境では、植物育成用LED照明と空調設備(エアコン)があれば、普通の家でも美しくビカクシダを育てられます。

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ここまで読んで、「植物育成用LED照明が必要なのは分かった。で、どれを買えばいいの?」と思った方も多いと思います。

実は、植物育成用LED照明にはいくつかのタイプがあり、選び方によってインテリアの雰囲気や栽培効率が大きく変わります。

次の記事では、LED照明の選び方や、それぞれのメリット・デメリット、私の使い分けを詳しく書いていく予定です。

植物育成用LED照明の詳しい選び方や、水やりの方法、育成ノウハウについては、今後の記事で詳しく書いていきますので、そちらもぜひ見てください。