ビカクシダにおすすめLEDスポットライト2選|実際に使っている実例レビュー【前編】

この記事でわかること

この記事では、私が実際に使っている5つの植物育成ライトのうち、スポットライト2種類について書きます。それぞれの特徴、使い分け、メリット・デメリット、どういう環境でどのライトを使っているかを紹介します。また、適材適所でライトを選ぶことの重要性や、ライトの距離と光の強さ・範囲の関係についても説明します。

パネルライト・中間タイプについては後編で紹介します。

目次

1. 結論から言うと

当たり前ですが、植物育成ライトでビカクシダは育つ

私が使っている5つの植物育成ライトは、すべてビカクシダが育つことを確認済みです。

成長速度に大きな差はなく、価格が高いから育ちやすい、安いから育ちにくいということもありませんでした

重要なのは性能ではなく、適材適所

大事なのは、ライトを使って自分が理想とする光環境を構築することです。

そのためには、ライトの照射範囲や強さを考えながら、自分の育成環境(ビカクシダの株数、ビカクシダの種類、ビカクウォールの面積・高さ・幅、理想の光環境、インテリア性)に合わせて適材適所で植物育成ライトを選ぶことが大事です。

出力を調整できないライトは、距離で光の強さ・範囲を変える

スポットライトのように出力を調整できないライトは、ビカクシダとライトの距離で光の強さ・範囲を調整します。

なぜなら、光源から離れるほど光の強さは弱くなりますが、その分照射範囲は広がるからです(逆二乗の法則)。例えば、距離が2倍になると光の強さは1/4になりますが、より広い範囲を照らせるようになります。

この点も踏まえてライトを選ぶ必要があります。

なお、カタログスペックはあくまで1灯のスペックでしかありません。基本的にライトは複数で使うことが想定されるので、実際の使用感が大事です。

私が実際に使っているスポットライト2種類

ここからは、私が実際に使っているスポットライト2種類を紹介します。

それぞれの特徴、どういう時に使っているのか、メリット・デメリットを書いていきます。

注意点

ここで紹介する距離や配置は、あくまでも私の光環境での話です。ちょうどいいライトの配置や光環境のデザインについては、自分でルクスメーターを使って構築してください。

私の光環境でのルクス測定結果については、次の記事で詳しく取り扱います。

2. BRIM(ブリム) COSMO 22W

BRIM COSMO 22W

楽天で見る | Amazonで見る

私が思うこのライトの特徴

広範囲かつ光が強い。

値段もそんなに高くないのでコスパもかなり良い。

スタイリッシュな見た目です。人目につく場所に置いても違和感がない。

どういう時に私が使っているのか

【私の環境】2階廊下(自然光+植物育成ライト)

2階廊下は人が普段通る居住空間なので、インテリア性を重視してスポットライトタイプを選んでいます。

BRIM COSMOは光が強いので、セットバック(後方に配置)して、斜め下45度に傾けて使っています。セットバックすることで光が拡散し、広範囲にまんべんない光環境を作ることができます。

私の環境では、BRIM COSMOの照射中心から一番近いビカクシダまでの距離が1m20㎝程度です。この距離が、光が強くもなく弱くもなくちょうどいいです。

50cm間隔でBRIM COSMOを5灯設置することで、広範囲でまんべんなく光が届く環境を作っています。セットバックするために柔軟な角度調整と距離を稼ぐ必要があるので、STGGTSのライティングアームを使っています。

STGGTS ライティングレール

Amazonで見る

このように、BRIM COSMOは光環境の土台として使っています。

2階廊下の栽培環境(BRIM COSMO 5灯)

2階廊下の栽培環境(BRIM COSMO 5灯)

BRIM COSMO 22Wで育てたP.willinckii moonlight#vp

BRIM COSMO 22Wで育てたP.willinckii moonlight#vp

私が思うメリット・デメリット

メリット

  • ✓ 光量が強く、広範囲に照射できる
  • ✓ ビカクシダとBRIMの距離を十分に保てる環境ではとても良い
  • ✓ インテリア性が高い
  • ✓ コスパが高い

デメリット

  • × 光量が強すぎるため、ビカクシダとBRIMの距離が十分に保てない環境では葉焼けしてしまう

3. Helios Green LED HG24

Helios Green LED HG24

Amazonで見る

私が思うこのライトの特徴

通常レンズだと光は強いものの、照射範囲は狭いです。

ただし、照射範囲が狭いため、私は広角レンズに交換して使っています。広角レンズにすることで光の強さは弱くなりますが、照射範囲が広がるため、ビカクシダに近づけても良い感じの光環境を作ることができます。

また、シェードリフレクターというアタッチメントがあります。これを使うことで、住環境の方向に向かう余計な光を遮り、遮った光を植物の方向に反射させることができます。つまり、光の向きをコントロールできるアタッチメントです。

どういう時に私が使っているのか

【私の環境】2階廊下(自然光+植物育成ライト)

2階廊下の前列(最上段のビカクシダ)にさらに光を補う目的で使っています。最上段には、FSQやRidley、短葉系のWillinckii、Veitchii系など、胞子葉を立たせる仕立てをするビカクを配置しています。

私の環境では、HG24の照射中心から一番近いビカクシダまでの距離が70cm程度です。広角レンズに交換することで照射範囲が広がり、この距離でも良い光環境を作れています。

HG24には智光電気のスポットライト ダクトレイル用フレキシブルアームを使っています。見た目がシンプルでインテリアとしても悪目立ちしないからです。

智光電気 フレキシブルアーム

Amazonで見る

ただし、HG24は390gあるため自重で角度が変わります。商品画像のように下45度までしか向けることができないので注意してください。

とはいえ、私の使い方では下45度で十分です。BRIM COSMOが後方からまんべんなく照らす土台を作り、HG24が前列の最上段に追加の光を補うという使い分けなので、この角度で問題ありません。

2階廊下の栽培環境(HG24で最上段を補光)

2階廊下の栽培環境(HG24で最上段を補光)

HG24で育てたP.ridleyi nano

HG24(広角レンズ)で育てたP.ridleyi nano

私が思うメリット・デメリット

メリット

  • ✓ 広角レンズに交換することで照射範囲が広がり、近距離でも使いやすい
  • ✓ シェードリフレクターで光の向きをコントロールできる

デメリット

  • × 通常レンズだと照射範囲が狭く、光が強くビカクシダの育成に向かない(私の感覚です)

4. 前編まとめ

BRIM COSMO 22Wは、光が強いので遠くから照射すると広範囲にまんべんなく光が届きます。セットバックして使うのがおすすめです。

Helios Green LED HG24は、通常レンズでは照射範囲が狭いものの、広角レンズに交換することで近距離でも使いやすくなります。シェードリフレクターで光の向きをコントロールできます。

どちらもスポットライトタイプで、人目につく場所でもインテリア性が高く使いやすいライトです。

後編へ続く

後編では、パネルライトと中間タイプ3種類について紹介します。

  • BRIM PANEL A 45W(私の一押し)
  • Helios Green LED PRO HGP-101
  • 414LED 100W相当

ぜひ、後編も読んでみてください。