ビカクシダLEDパネルライト3選|メリット・デメリット正直レビュー【後編】
この記事でわかること
この記事は、前編の続きです。前編ではスポットライト2種類を紹介しましたが、後編ではパネルライトと中間タイプ3種類について書きます。それぞれの特徴、使い分け、メリット・デメリット、どういう環境でどのライトを使っているかを紹介します。
前編をまだ読んでいない方は、先に前編をお読みください。
目次
私が実際に使っているパネルライト・中間タイプ3種類
ここからは、私が実際に使っているパネルライトと中間タイプ3種類を紹介します。
それぞれの特徴、どういう時に使っているのか、メリット・デメリットを書いていきます。
注意点
ここで紹介する距離や配置は、あくまでも私の光環境での話です。ちょうどいいライトの配置や光環境のデザインについては、自分でルクスメーターを使って構築してください。
私の光環境でのルクス測定結果については、次の記事で詳しく取り扱います。
1. BRIM(ブリム) PANEL A 45W
私が思うこのライトの特徴
薄くて軽いパネルライトです。天井に取り付けやすく、狭い空間でも使えます。
広範囲を照らせます。私の環境では、最上段のビカクシダとの距離を50cm程度にしておくと、いい感じにラック全体を照らせます。
どういう時に私が使っているのか
【私の環境】完全室内(植物育成ライトのみ)、トイレ(実験的環境)
完全室内環境では、ルミナスラック NLH1218-3 の上に BRIM PANEL A を3つ設置しています。ラックの横幅が120cmで、パネルライト3つがちょうど収まります。
薄くて軽いので、針金一つで斜め45度など傾きを自在に変えることができます。柔軟に光環境をデザイン・構築できます。
ルミナスラックにBRIM PANEL Aを3つ設置
針金一つで角度を自在に調整できる
トイレでは、天井に突っ張り棒を設置して、そこにパネルAを取り付けています。狭い空間でどの程度育つのか実験しています。
このBRIM PANEL Aは、私がかなり一押しのライトです。使い勝手が良く、効率的にビカクシダを育てることができます。軽くて薄いということは、いろんな場所を栽培スペースにできるということです。ルミナスラックの上、トイレの天井、クローゼットの中など、これまで栽培スペースとして考えていなかった場所でもビカクシダを育てられます。
BRIM PANEL Aで育てたP.willinckii 'Blue Queen' spore dwarf
私が思うメリット・デメリット
メリット
- ✓ 薄くて軽いのでどこでも設置できる
- ✓ 狭い空間(トイレ、クローゼットなど)でも使える
- ✓ 広範囲を照らせる
- ✓ コスパがいい
デメリット
- × 距離が遠いと効果は薄れる
- × インテリア性は低い
2. Helios Green LED PRO HGP-101
私が思うこのライトの特徴
高出力かつ広範囲を強力に照らせます。
パワーを0から100%の間で自在に変更することができます。
ただし、BRIM PANEL Aに比べると重たくて分厚いです。
どういう時に私が使っているのか
【私の環境】完全室内(植物育成ライトのみ)
完全室内環境では、BRIM PANEL Aと同じくルミナスラック NLH1218-3 の上に設置しています。PANEL Aは3つ使っていますが、HGP-101は2つ使っています。
ルミナスラックの上に直置きしています。基本的には75%の出力で使っています。
高出力で広範囲を照らせるので、効率的に光環境を作れます。
完全室内環境。ルミナスラック上にHGP-101を2つ設置。
HGP-101で育てたP.willinckii 伊弉諾
私が思うメリット・デメリット
メリット
- ✓ 高出力で広範囲を照らせる
- ✓ パワーを0から100%の間で自在に調整できる
- ✓ 演色性が高く(Ra98)、植物の色が美しく見える
デメリット
- × 重くて大きい
- × インテリア性は低い
- × 高価
3. 414LED 100W相当
私が思うこのライトの特徴
スポットライトタイプより照射範囲が広く、パネルライトタイプより狭い、ちょうど中間くらいの性能です。
ソケットタイプなので、ライティングアームに取り付けることができ、照射角度や距離を自由に変えることができます。ビカクシダとの照射距離を40cmぐらいにすることで、そのビカクシダを強固でバキバキに育てることができます。
コスパがいいです。
どういう時に私が使っているのか
【私の環境】完全室内(植物育成ライトのみ)
完全室内環境で、パネルライトだけでは光が届きにくい箇所に、補助的に使っています。
このライトの良いところは、スポット的に強固な光環境を作り出せることです。たとえ下層にいるビカクシダだったとしても、40cmぐらいの距離で当てることで、最上段と同じぐらいの光環境を作り出すことができます。
また、子株養生用のスペースに使ったりと、いろんな使い方ができます。私も結構重宝しています。
このライトに使うライティングアームは何でも良いのですが、私がよく使うのは以下の2つです。
智光電気のフレキシブルアームを使うと、このライトは重くないのである程度は自由に角度をつけることができます。
クリップランプを使うと、ダクトレールがなくてもコンセントから電力を供給できるので、いろんな箇所で簡易的に即席のビカクシダ光環境を作り出すことができます。おすすめです。
414LEDで育てたP.hillii has
私が思うメリット・デメリット
メリット
- ✓ スポットライトより広範囲を照らせる
- ✓ ライティングアームを変えることでいろんな使い方ができる
- ✓ 下層のビカクシダでもスポット的に強固な光環境を作れる
- ✓ コスパが良い
デメリット
- × 見た目が美しくない(機能重視のデザイン)
4. まとめ
私が実際に使っている5つの植物育成ライトのうち、後編ではパネルライトと中間タイプ3種類を紹介しました。
BRIM PANEL A 45Wは、薄くて軽く、いろんな場所を栽培スペースにできます。私がかなり一押しのライトです。
Helios Green LED PRO HGP-101は、高出力で広範囲を照らせ、パワーを0から100%の間で調整できます。ただし、少し厚みがあって重たいです。
414LED 100W相当は、スポットライトより広範囲、パネルライトより狭い、中間くらいの性能です。ライティングアームを変えることでいろんな使い方ができます。コスパが良いです。
前編で紹介したBRIM COSMO 22WとHelios Green LED HG24を含め、どのライトでもビカクシダは育ちます。成長速度に大きな差はなく、価格の高低と育ちやすさは関係ありません。
重要なのは、自分の育成環境(ビカクシダの株数、ビカクシダの種類、ビカクウォールの面積・高さ・幅、理想の光環境、インテリア性)に合わせて、適材適所で植物育成ライトを選ぶことです。
出力を調整できないライトは、ビカクシダとライトの距離で光の強さ・範囲を調整します。光源から離れるほど光の強さは弱くなりますが、その分照射範囲は広がります(逆二乗の法則)。
次の記事へ
ここまで読んで、私が実際に使っている植物育成ライトの特徴と使い分けは理解できたと思います。
では、どう設置すればいいのか?
次の記事では、ルクスメーターを使った光環境の設計、適切な距離と配置の決め方、ビカクウォールの上段・中段・下段の光環境設計について詳しく書いていく予定です。
ぜひ、次の記事も読んでみてください。