ビカクシダの葉組みテクニック|道具を使わない胞子葉の誘引方法

⚠️ 前提

この記事は、私の特定の環境(室内栽培)での経験をもとに書いています。すべての環境に当てはまるわけではありませんので、ご了承ください。

この記事でわかること

ビカクシダを育てていると、胞子葉が思うような方向に伸びず、左右のバランスが崩れることがあります。ワイヤーを使った誘引が一般的ですが、成長初期段階ではワイヤーをかけられないことが多く、困った経験はありませんか。

そんな時に使えるのが「葉組み」という技術です。既存の胞子葉を支えとして、展開中の胞子葉を引っ掛けて向きを修正する方法で、道具を必要としません。この記事では、ビカクシダの葉組みテクニックについて、実際の写真とともに解説します。

目次


結論から言うと

葉組みは、既存の成長した胞子葉に展開中の胞子葉を引っ掛けて、向きを誘引する技術です。ワイヤーなどの道具を使わないため、いつでも気軽に使えます。特に成長初期段階で有効な方法です。


ビカクシダの葉組みとは何か

この記事で言う「葉組み」とは、ビカクシダの既存の成長した胞子葉に、展開中の胞子葉を引っ掛けて向きを誘引する技術です。

ワイヤーなどの道具を使わず、既存の胞子葉を支えとして利用します。そのため、いつでも気軽に使える汎用性の高い方法です。

特に、胞子葉の成長初期段階ではワイヤーをかけられないことが多く、早い段階で方向性を修正できる有効な方法です。


ビカクシダの葉組みはどんな時に使うか

この方法は、以下のような状況で使います。

使用するタイミング

  • 胞子葉の成長初期段階で、まだ分岐が展開せず白く伸びている未熟な時期
  • ワイヤーをかけられるほど胞子葉が育っていない時

使用する状況

  • 胞子葉が変な方向に伸びている
  • 左右のバランスが崩れそうな時

胞子葉の成長初期段階は柔軟性があり、向きを修正しやすい時期です。この時期を逃さず、葉組みで向きを調整することで、左右対称に美しく育てることができます。


ビカクシダの葉組み|具体的な手順

1. 展開中の胞子葉の状態を確認する

展開中の胞子葉の状態

展開中の胞子葉の状態を確認

まず、展開中の胞子葉の角度を確認します。

この写真では、胞子葉の角度が中心に寄りすぎています。このままでは左右対称にならないため、葉組みで角度を広げる必要があります。

2. 成長した胞子葉に引っ掛ける

成長した胞子葉に引っ掛ける

成長した胞子葉を支えとして引っ掛ける

成長した胞子葉を支えとして、展開中の胞子葉を引っ掛けます。

引っ掛けた状態

引っ掛けて外側に誘引

引っ掛けることで、展開中の胞子葉の向きを外側に誘引します。

3. 完成

葉組み完成

葉組み完成。左右対称に近い角度になりました

葉組みによって、胞子葉の角度を広げることができました。左右対称に近い角度になりました。

この状態で様子を見ます。胞子葉がある程度成長したら、引っ掛けた状態を解除します。きれいに展開していればこのままで完成です。もし思うような角度にならなければ、ワイヤーを使った誘引を検討します。


ビカクシダの葉組みのコツと注意点

無理に曲げない

成長初期の胞子葉は柔らかいですが、無理に曲げると折れたり傷ついたりします。自然に引っ掛かる範囲で作業することが重要です。

タイミングを逃さない

成長初期段階を見逃さないようにしましょう。ある程度成長すると誘引がしにくくなるため、早い段階から対応することが大切です。

定期的に確認する

葉組みした後も、成長に合わせて調整が必要な場合があります。展開が進んだら、必要に応じてワイヤー誘引に移行します。


ビカクシダの葉組みのメリット・デメリット

✅ メリット

道具を必要としない

ワイヤーやクリップなどの道具を用意する必要がありません。既存の胞子葉があればいつでも使える汎用性の高い方法です。

成長初期段階から対応できる

ワイヤーをかけられるほど胞子葉が育っていない段階でも、葉組みなら向きを修正できます。成長初期から使える汎用性の高い方法です。

❌ デメリット

既存の胞子葉の向きと形状に依存する

葉組みは、既存の胞子葉を支えとして利用する方法です。そのため、既存の胞子葉の向きや形状によっては、思うような角度に誘引できない場合があります。


まとめ

葉組みは、既存の胞子葉に展開中の胞子葉を引っ掛けて向きを誘引する技術です。ワイヤーなどの道具を必要としないため、いつでも気軽に使えます。

特に成長初期段階ではワイヤーをかけられないため、葉組みは早い段階から胞子葉の向きを修正できる有効な方法です。胞子葉が変な方向に伸び始めたら、すぐに対応しましょう。ある程度成長すると誘引がしにくくなります。

無理に曲げず、自然に引っ掛かる範囲で作業することが大切です。きれいに展開しなければ、後からワイヤー誘引を検討すればよいでしょう。


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