2022年4月16日に樹祭で入手したウィリンキースマーフ。当時の樹祭はビカクシダスペースが別の特別スペースで開催されていて、入場制限があって30分で交代する形式でした。私は一番最初から3番目くらいに並んでいました(ちなみに前列にはアブノーマルトムさんが並んでいました)。初めてのビカクシダイベントだったこともあって、前日は興奮して寝れなかったのを覚えています。
販売していた日比野さんはお茶目な方で、レアな品種は目立たないところに隠す習性があります。このスマーフも棚の裏の目立たないところに隠されていました。タイのシダ本に載っていてずっと憧れていた品種だったので、それを見つけ出した時の興奮は今でも忘れられません。
このウィリンキーは、特に多分岐というわけでもなく、小さいというわけでもありません。しかし、青白い独特な色、末広がりに展開する貯水葉、切れ込みの深い胞子葉という3つの特徴があり、普通のウィリンキーとは違う独特の魅力を持っています。中株の姿と成長した大株の姿では印象ががらりと変わりますが、どの時点でも変わらず素晴らしいウィリンキーです。
さらに、育て方や光環境によって大きく姿を変えるのも魅力です。2024年3月までは強い光で育てていましたが、それ以降は弱い光で育てています。強い光で育てることで太く短い力強い男性的な姿になり、弱い光で育てることで細長く優雅な女性的なウィリンキーに育てることができます。
栽培面では、最近のコンパクトなウィリンキーとは違い、月光爪哇と同じく大型で、120cm程度まで成長し場所を取ります。
強い光で育てる場合は、胞子葉がかなり中央に寄ってくるため、誘引をして左右に広げた方が良いです。一方、弱い光で育てる場合は、光環境を広範囲に万遍なく照らす必要があります。照らす範囲が狭いと、その範囲内で胞子葉を伸ばそうとして内側に一回転してしまい、不恰好になることがあります。
また、大株になると作落ちしやすい傾向があります。貯水葉がうまく展開しなかったり、胞子葉が弱く細長い形になることがあります。作落ちを防ぐには、コンポストと貯水葉の裏側の間にできる隙間に水苔を埋めること、肥料切れを起こさないよう絶え間なく与えること、そして水切れを起こさないことが大事です。これらを意識して管理すれば、胞子葉も貯水葉も良い感じで展開し、全体として調子が上向いてくる可能性が高いです。
現在は弱い光環境で細長く優雅な姿に育てていますが、今後は再び強い光環境に戻して、力強い姿に仕立て直すことも考えています。
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Basic Info (基本情報)
- 入手時期
- 2022年4月16日
- 入手先
- @katsu_hibino
- 現在の板サイズ
- 23cm×32cm(大株サイズ)
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Environment (育成環境)
- 場所
- 室内2階廊下のビカクウォール(2023年は中段、2024年以降は下段で管理)
- 照明
- BRIM COSMO 22W、Helios Green LED HG24(商品は使用道具ページの照明セクション参照)
- 温度
- 20度〜30度(日光+エアコン管理)
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Care (水やり・肥料・活力剤)
- 水やり
- 水苔の下側を触って乾いていたら即水やり
- 肥料
- 中株まではマグァンプK 中粒 + コンポストを苔増しの都度施肥。大株以降はコンポストと貯水葉の間にIB緩効性肥料を施肥(商品は使用道具ページの肥料セクション参照)
- 活力剤
- HB-101とラピッドスタートを毎回1000倍希釈で使用(商品は使用道具ページの活力剤セクション参照)
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History (板替え履歴)
- 2022年9月9日(入手から146日後)
- 板替え(少し大きな板に付け替え)
- 2023年11月14日(入手から577日後)
- 板替え & 苔増し & 胞子葉のトリミング、成長点の位置調整
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SECTION (苔増し履歴)
※中株までは月1ぐらいでやっていたと思います
- 2022年11月18日(入手から216日後)
- 苔増し(油粕、マグァンプ、コンポスト少々)
- 2023年11月14日(入手から577日後)
- 板替え & 苔増し & 胞子葉のトリミング、成長点の位置調整