2021年12月4日にコモレビプランツのイベントで入手した月光爪哇。我が家唯一のコモレビ株です。ホワイトギズモと月光爪哇が並んでいて、1時間くらい悩んだのを覚えています。この株が私の初めての10万円超え株で、この株によってさらにビカク沼にどっぷり浸かった思い出があります。最近は誰もが育てている普及種になりつつありますが、トップクラスの表現を持つ素晴らしいウィリンキーで、大好きな株です。
このウィリンキーの特徴は、多分岐型で200分岐以上まで成長することです。胞子葉の葉先はチリチリのライディーン的な形状になり、貯水葉もかなり立派な王冠型になります。中株から大株になると一気に分岐が増えるので、育てていて楽しい品種です。
最近のコンパクトなウィリンキーとは違い、普通のウィリンキーと同じく大型で、150cm程度まで成長します。胞子葉が伸びやすく場所を取るため、光環境は広範囲を万遍なく照らす必要があります。照らす範囲が狭いと、その範囲内で胞子葉を伸ばそうとして内側に一回転してしまい、不恰好になることがあります。
うちの月光爪哇は、2024年末頃に作落ち気味になりました。原因は、おそらくコンポストの劣化、根領域不足、肥料不足だと思います。胞子葉がひょろひょろになり、貯水葉も伸びきらない状態になってしまいました。
私の育成するウィリンキーでは、大株になると作落ちしやすい傾向があります。作落ちを防ぐには、コンポストと貯水葉の裏側の間にできる隙間に水苔を埋めること、肥料切れを起こさないよう絶え間なく与えること、そして水切れを起こさないことが大事だと私は思っています。これらを意識して管理すれば、胞子葉も貯水葉も良い感じで展開し、全体として調子が上向いてくる可能性が高いです。
現在は、月光爪哇の更なる可能性を探るために、長い胞子葉をばっさり切り落として、強光環境下でもう一度仕立て直しをしています。また、仕上がったらお披露目する予定ですので、楽しみにしていてください。
最後に、購入時の注意点として、この品種は名前が紛らわしいです。似ている名前のビカクシダが、この月光爪哇を含めて少なくとも4種類あります。P.willinckii 月光爪哇(台湾由来、英語表記Moonlight)、P.willinckii Moonlight PN(タイ由来)、P.willinckii Moonlight VP(タイ由来)、そしてP.Moonlightです。
名前は似ていますが全くの別種で、それぞれ形が全然違います。初心者の方は購入時に売っている人にどの種類か確認することをお勧めします。
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Basic Info (基本情報)
- 入手時期
- 2021年12月4日
- 入手先
- @comolebi_plants(コモレビプランツ)
- 現在の板サイズ
- 23cm×31cm(大株サイズ)※横幅は25cmは欲しい
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Environment (育成環境)
- 場所
- 室内2階廊下のビカクウォール(2023年は中段、2024年以降は下段で管理)
- 照明
- BRIM COSMO 22W、Helios Green LED HG24(商品は使用道具ページの照明セクション参照)
- 温度
- 20度〜30度(日光+エアコン管理)
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Care (水やり・肥料・活力剤)
- 水やり
- 水苔の下側を触って乾いていたら即水やり
- 肥料
- 中株まではマグァンプK 中粒 + コンポストを苔増しの都度施肥。大株以降はコンポストと貯水葉の間にIB緩効性肥料を施肥(商品は使用道具ページの肥料セクション参照)
- 活力剤
- HB-101とラピッドスタートを毎回1000倍希釈で使用(商品は使用道具ページの活力剤セクション参照)
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History (板替え履歴)
- 2022年3月8日(入手から94日後)
- 苔増し & 板替え
- 2022年12月25日(入手から386日後)
- 板替え(横幅210mm→250mm)& 苔増し
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SECTION (苔増し履歴)
※中株までは1ヶ月ごとにやっていたと思います
- 2022年3月8日(入手から94日後)
- 根が板まで到達、苔増し & 板替え
- 2022年12月25日(入手から386日後)
- 貯水葉ターン到来、板替え & 苔増し