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害虫対策 — ハダニ
2026.09.06

薬をまいたのに
ハダニはまだいた

日焼けにしか見えなかった茶色い変色を顕微鏡で覗いたら、ハダニでした。株ごと薬液に沈めても終わらない。卵と世代の仕組み、薬に振られた「番号」、そして次の一手までを調べた記録です。

ハダニの被害で茶色くかすれたビカクシダの貯水葉と、それを心配そうに見つめるビカキンちゃん

どうも、ジサクボです。トイレで育てている P.willinckii Blue Queen Dwarf の貯水葉に、茶色くかすれた変色が出ました。日焼けにしか見えませんでしたが、顕微鏡を当てたらハダニでした。株ごと薬液に沈めても終わらず、仕組みから調べ直した記録です。

  • ビカクシダの葉に、日焼けとも枯れともつかない茶色い変色が出ている人
  • 殺ダニ剤を1回まいたのに、まだハダニが動いていて困っている人
  • 「ローテーションしろ」とは聞くけど、なぜなのかは知らない人

いま焦っている人は、7章「次の一手」とまとめから読んでください。

—
Prologue はじめに

顕微鏡で覗いたら、ハダニでした

ビカクシダの貯水葉に、茶色くかすれたような変色が出たことはないでしょうか。私の株にも出ました。見た目は日焼けや古い葉の枯れ込みとそっくりでしたが、顕微鏡で覗いたらハダニでした。以前 カイガラムシとワラジムシの害虫対策 でも、ハダニが一番凶悪だと書きました。今回、久しぶりにうちの株で被害が出ました。

そして殺ダニ剤をまいたのに、その晩にはハダニがまだ動いていました。なぜ1回で終わらないのか。どの薬をどの順番で使えばいいのか。いい機会なので、発見から薬の選び直しまで、実際にやったことを書きます。


01
Chapter One 発見

貯水葉に「かすり」が出た

被害が出たのは P.willinckii(ウィリンキー)Blue Queen Dwarf。トイレで育てている株です。

被害が出たP.willinckii Blue Queen Dwarfの株全体

株全体はいつも通りに見えます。ただ、貯水葉の上のほうに、枯れたような茶色い部分がありました。

貯水葉の上部に出た、かすれたような茶色い変色

こういう、かすれたような変色は「かすり」と呼ばれていて、ハダニに吸われた痕の典型と言われています。

あとで調べたところ、ハダニは針のような口を葉に刺して、汁を吸うそうです。吸われた場所は白っぽい点になる——それが集まったものが、あの「かすり」です。多発すると葉全体が白っぽくなって、生育が落ちていくそうです(趣味の園芸の病害虫解説ほか)。

ただ、写真で見てもらうと分かる通り、これだけでは日焼けや枯れ込みと区別がつきません。


02
Chapter Two 確認

顕微鏡で覗いたら、いた

見た目だけでは決められないので、顕微鏡を当てました。

手持ちのデジタル顕微鏡を葉に直接当てて観察しているところ

ビカクシダに顕微鏡を当てたところ。画面に写っている茶色い粒がハダニ

かすりの部分を見ると、星状毛の間に茶色い粒がいくつも写りました。ハダニです。ここで確定しました。

比べるために、ハダニのいない部分も覗いてみます。

ハダニのいない正常な葉の表面

ハダニがいない正常な面は、こんな感じです。

SKYBASIC デジタル顕微鏡 1000倍 2インチIPSスクリーン

SKYBASIC デジタル顕微鏡 1000倍 2インチIPSスクリーン

かすりがハダニかどうかを決めたのは、この顕微鏡です。液晶画面に映るので、葉に当てながらそのまま見られます。星状毛の間にいる茶色い粒も、これで確認できました。写真も撮れます。ハダニは肉眼ではまず見えないので、疑ったら覗くのが早いです。

ハダニの動き方には、癖がある

調べていて、ひとつ合点がいったことがあります。ハダニは寄生している場所で密度が上がると、順次、上の葉へ移っていくそうです(kaku-ichiの解説)。うちのかすりが出たのは、貯水葉の上のほうでした。下で増えて、上へ上がってきた——そう読むと、筋が合います。

それから、歩くときは常に糸を出しながら移動していて、多発した株が白い網をかぶったようになるのはこのせいだそうです(協友アグリの害虫図鑑)。うちの株に、網はまだありませんでした。そこまで行く前に見つけられた、ということだと思っています。

そもそもどこから来るのか。ハダニ自身が歩いて移動するほか、風で飛ばされたり、作業する人の服や靴について運ばれたりする、と書かれています(kaku-ichiの解説)。

なぜこの株だけなのか

ここで疑問だったのが「なぜこの株だけ?」。同じトイレの他の株にはいません。条件を並べて消していくと、残った違いはひとつ——この株が一番サーキュレーターから遠いことでした。

風が届かない一角は熱もこもる。ハダニは高温ほど増えるスピードが上がると言われているので、筋は通ります。来るのは風に乗って、増えるのは風の無い場所で。あくまで仮説で、このあたりはハダニ一般の話です。ビカクシダで確かめられたものではありません。


03
Chapter Three 処置

薬浴した。でも終わらなかった

使用した殺ダニ剤のダニ太郎と展着剤のダイン

手持ちのダニ太郎(殺ダニ剤)を1,000倍、展着剤のダインを足して薬液を作り、バケツに株ごと沈めました。星状毛の多い品種は水を弾くので、展着剤で薬液を付きやすくする狙いです。ちなみにラベル上の使い方は「散布」なので、ドボンは私の自己流です。

KINCHO園芸 殺虫剤 ダニ太郎 20ml

KINCHO園芸 殺虫剤 ダニ太郎 20ml

1手目に使った殺ダニ剤です。有効成分はビフェナゼートで、1,000倍に薄めて使います。ただし6章で書きますが、登録されている花きはきく・ばら・カーネーションなどで、観葉植物は入っていません。使う前にラベルの適用表を確認してください。

KINCHO園芸 展着剤 ダイン 100mL

KINCHO園芸 展着剤 ダイン 100mL

薬液に数滴足すと、葉に付きやすくなる展着剤です。星状毛が水を弾く品種だと、これがないと薬液が玉になって転がっていきます。ダニ太郎と合わせて使いました。

バケツに作った乳白色の薬液

これで終わった——と思ったら、その晩、顕微鏡を当てると、まだ動いている個体がいました。それも、薬浴の前に見たのと同じような、体格のいい個体です。何日たっても、変わらず歩いています。

薬浴から4日後の顕微鏡。体格のいい個体が歩き回っていた

ここで話が食い違いはじめます。ダニ太郎と同じ成分の薬は、公的な試験でも成虫によく効いています。株ごと沈めて、濃度も規定どおり。それでも生きている個体がいる。

書いてあることと目の前がずれた時は、仕組みから調べるしかありません。というわけで勉強しました。


04
Chapter Four 考察

なぜ生き残ったのか

顕微鏡に写っていたのは、薬浴の前と同じ体格の成虫でした。卵がかえって新しい世代が出てきた、という話ではありません。卵から成虫になるには10日ほどかかります。その晩に歩いていた個体は、薬浴をくぐり抜けた個体です。

調べていくと、規定どおりまいても生き残る理由は3つありました。

理由1 効きにくい個体がいる(耐性)

薬には耐性がつきます。プロが毎年薬をかけ続けるイチゴ産地では、7剤を試して成虫におおむね高い効果が出たのは2剤だけでした(茨城県病害虫防除所の試験・平成30年)。ダニ太郎と同じ成分は、この試験では「効いた」2剤のほうでした。それでも、効きにくい個体が混じった株は現実にある。生き残ったのが成虫だった以上、私の株で一番筋が通るのはこれです。

理由2 薬液が届いていない

星状毛が水を弾くビカクシダは、かけムラが出やすい形をしています。株ごと沈めても、葉の重なりや毛の層の奥に液が入らなければ、そこにいた個体には薬がかかっていません。

理由3 卵が残る

いま見えている虫は氷山の一角で、葉の上にはまだ卵が残っています。ハダニは25℃前後だと約10日で1世代、雌1匹が100個以上産みます。

ハダニのライフサイクル。卵から約10日で成虫になり、雌1匹が卵を100個以上産む

親を何匹倒しても、卵が残れば10日で次の世代が立ち上がります。

そして卵は薬にとって難物です。茨城の試験では、7剤のうち卵に全試験地で効いたのは1剤だけでした。ダニ太郎はどうか。パッケージには「ハダニの各生育段階(卵、幼虫、成虫)で作用して効きめが続きます」とあります。一方、同じ試験でダニ太郎と同じ成分の薬(マイトコーネフロアブル。ビフェナゼート20%・1,000倍で、中身はほぼ同じです)は、どの試験地でも卵への効果を確認できていません。プロのイチゴ産地と家の中のビカクシダでは条件も違うので、どちらが自分の株で起きているかは分かりません。

3つのどれが原因かは、確かめようがない

だから、どれであっても通る手を打つことにしました。

  • 耐性が理由なら —— 体の仕組みを攻撃しない物理タイプの薬なら、耐性は関係ない
  • かけムラが理由なら —— 液が濡れ広がる薬を、全面に
  • 卵が理由なら —— 卵に効く、効き方の違う薬をもう1本。次の世代が立ち上がる10日がたつ前に

そのためには、薬の「効き方の違い」を見分ける必要がありました。次の章は、そこからです。


05
Chapter Five 仕組み

薬には「攻撃する場所の番号」がある

薬剤のボトルと霧吹きを前に解説するビカキンちゃん ここからは武器の話です。

ここまで書いたとおり、うちのハダニは薬浴を生き延びました。次の薬を選ぶために勉強して、最初に知ったのがこれです。殺ダニ剤には「攻撃する場所の番号」があります(IRACという世界共通の番号分けです)。ダニ太郎は呼吸を止めるタイプ。ニッソランという薬は成長を邪魔するタイプ。番号が違えば、攻撃する場所が違います。

殺ダニ剤の攻撃する場所の番号(IRAC)の仕組み

全部の番号に耐性がついたら無敵になるのか

ここで疑問が湧きました。全部の番号に耐性がついたら、無敵のハダニになるんじゃないか?

調べたら、半分現実でした。4章で書いた茨城のイチゴ産地で、7剤のうち成虫に効いたのは2剤だけ。あれが、無敵になる途中の姿です。

耐性は薬の名前ではなく「攻撃される場所」につく。だから同じ番号を使い続けると、そこのガードが固い個体だけが選ばれて残る。ローテーション(輪番)とは、無敵のハダニを自分の手で作らないための作法だったわけです。

ちなみに「薄めて使う」が一番まずいのも、同じ理屈です。中途半端に生き残らせて、効きにくい個体だけを残してしまうので。

輪番は名前ではなく番号を替えること

勘違いしやすいのですが、輪番は「薬の名前」を替えることではありません。名前が違っても、攻撃する場所(番号)が同じなら、ハダニにとっては同じ攻撃です。番号を替えたときだけ、輪番になります。

「輪番しろ」という言葉だけが一人歩きしがちなので、公式の定義も置いておきます。この番号分けを作っているIRACの文書(農薬工業会訳「IRAC作用機構分類 第11.3版」)には、こうあります。

同一の作用機構の薬剤を同一種の害虫に対して連続する世代で施用すべきではありません

抵抗性管理のためのローテーションは、作用機構グループの番号にのみに基づいて行われるべき

かみ砕くと、「同じ番号を、世代をまたいで使うな。替える単位は番号だ」。輪番の正体は、これだけです。

物理で殴る手にも弱点がある

なら物理で殴ればいいのでは、とも思いました。石鹸や油で窒息させるタイプの薬は、体の仕組みを攻撃しないので耐性のつけようがない。ただしこちらには別の弱点があって、液が直接かかった個体しか死にません。


06
Chapter Six 比較

ステージ別の守備範囲と、使い分け

ハダニのステージ別に見た、ダニ太郎・アーリーセーフ・ニッソランの効き方の違い

卵のところに「?」を付けたのは、ダニ太郎のパッケージ表示と公的な試験の結果が食い違っているからです(4章に書きました)。

この表を見ると、成虫に効く薬が2つあって「どっちを使えばいいのか」となります。使い分けの軸は、効きの残り方です。ダニ太郎は速効性に加えて持続性がうたわれていて(メーカー公式)、まいたあとも効きが残ります。そのかわり連続散布は避けるように書かれていて、使うのはできるだけ年1回、という指定です。

アーリーセーフ(5章で書いた、窒息させる物理タイプの薬です)は乾いたら終わりの使い切りタイプですが、耐性の心配がなく、回数の制限もありません。ふだんのこまめな防除はアーリーセーフ、出てしまった時の一撃はダニ太郎——そんな役割の違いです。

それからもうひとつ、調べて知ったことを正直に書いておきます。農薬には「この植物に使ってよい」という国の登録リスト(農薬登録情報提供システムで誰でも見られます)があります。

ダニ太郎のリストに載っている花は、きく・ばら・カーネーションなどの個別の品目だけで、観葉植物は入っていませんでした。効かないという意味ではないのですが、私は知らずに使っていました。次からはリストに「観葉植物」がある薬を選ぶことにしました。


07
Chapter Seven 実行

学んだ理屈で、次の一手を選んだ

4章の3つの理由、全部に通る手を打ちます。敵は、生き残りの成虫と、産み残された卵の二段構え。2手に分けました。

ハダニの一生と、それぞれの薬が効く範囲を重ねた図

1手目はアーリーセーフで物理的に落とす

ひとつ目はアーリーセーフ。6章の分け方では「出た時の一撃はダニ太郎」ですが、その一撃はもうすり抜けられています。だから今回は、呼吸の穴(気門)を塞いで窒息させる物理タイプを当てます。体の仕組みを攻撃しないので、仮に耐性のある個体でも関係なく効くはず。ただしこの手の薬は幼虫と成虫に効くもので、卵への効果や残効は期待できないとされています(同じ気門封鎖タイプの薬の解説・協友アグリの害虫図鑑より)。観葉植物×ハダニの登録もあります。

使ったアーリーセーフ(脂肪酸グリセリド乳剤・100mL)

600倍で全面に散布しました。

KINCHO園芸 殺虫殺菌剤 アーリーセーフ 100ml

KINCHO園芸 殺虫殺菌剤 アーリーセーフ 100ml

脂肪酸グリセリド乳剤で、呼吸の穴を塞いで窒息させる物理タイプです。体の仕組みを攻撃しないので、耐性の心配がありません。観葉植物とハダニの登録もあります。私は600倍で散布しました。液が直接かかった個体にしか効かないので、かけムラには注意が要ります。

散布した直後の星状毛を顕微鏡で見ると、液は弾かれずに、星状毛の層のなかまで濡れていました。アーリーセーフにはもともと界面活性剤(液を濡れ広がりやすくする成分)が1割ほど入っているので(登録情報の成分欄より)、展着剤のダインは足していません。

アーリーセーフ散布直後の星状毛。液が弾かれず、層のなかまで濡れている

まいた夜はまだ歩いている個体もいましたが、翌々日に覗くと、歩く個体は見当たらなくなっていました。ダニ太郎の残り成分がじわじわ効いたのか、アーリーセーフがゆっくり効いたのか、正直どちらの手柄かは分かりません。ただ結果として、化学の薬をすり抜けたらしい個体が、物理の網では落ちた。物理タイプなら耐性は関係ない、という5章の理屈を、自分の株の上で見た形です。

2手目はニッソランで卵を止める

残るは卵です。顕微鏡には、赤くて動かない丸い粒が写っていました。卵です。

ニッソランをまく前に確認した赤い卵。まわりの白い星は星状毛

ここで、ふたつ目の本命、ニッソラン水和剤の出番です。卵と若いダニの成長を止めるタイプで(メーカー公式にも「殺卵力、殺幼虫力は強いですが、成虫に対する効果が乏しく」とあります)、ダニ太郎とは番号が違い、観葉植物の登録もあります。

成虫に効かないのは欠陥ではなく仕組みです。この薬は脱皮(殻の材料づくり)を邪魔して殺すタイプなので(IRACの分類表)、脱皮が終わった成虫には、この薬が邪魔できる工程がもうない。逆に、これから脱皮していく卵と子どもには強い。いまの敵にちょうど守備範囲が重なります。

買ってきたニッソラン水和剤(100g入り)

2,000倍(登録の範囲2,000〜3,000倍の濃いめ側)に薄めて散布しました。

日本曹達(NISSO) 農薬(殺ダニ剤) ニッソラン水和剤 100g

日本曹達(NISSO) 農薬(殺ダニ剤) ニッソラン水和剤 100g

卵と若いダニの脱皮を止めるタイプで、ダニ太郎とは作用機構の番号が違います。そのぶん成虫にはほとんど効きません。観葉植物の登録があります。私は2,000倍で散布しました。100g入りなので、家庭で使うにはかなり多い量です。

効いたかどうかは、1週間後と2週間後に、また顕微鏡で覗いて確認する予定です。

その答え合わせは、続報で。


08
Chapter Eight 耐性

「無敵のハダニ」は、長続きしない

最後にひとつ。薬が効かなくなる話を書くと、「一度無敵になったら、その薬はもう一生使えないのか」と不安になると思います。ここに、安心材料になる実測があります。

ブラジルのイチゴ畑のハダニで、耐性がどのくらい安定かを調べた研究があります(Sato 2005)。ある殺ダニ剤への耐性個体が75%・50%・25%を占める集団をそれぞれ用意して、その薬をかけずに置いておく。するとどの集団でも、6ヶ月で耐性個体は15%以下まで減りました。

論文の言い方では、耐性は「選択圧が無いと不安定」——薬という圧力が消えると、耐性は勝手に薄れていくのです。

5章で引いたIRACの文書にも「抵抗性が発達した薬剤の使用を感受性が回復するまで差し控えることは有効な手段」とあります。効かなくなった薬は、捨てるのではなく寝かせる。「無敵」は永続する称号ではなく、こちらが同じ薬を撃ち続けている間だけ維持される状態です。

だから輪番は、攻撃の順番であると同時に、休ませた番号が回復していくローテーションでもあります(上の実測は実験室条件・別の殺ダニ剤での話なので、何ヶ月で戻るかは薬や集団で変わるはずです。ただ「戻る方向に動く」こと自体が、ここでの安心材料です)。


09
Chapter Nine 結び

まとめ

  • 貯水葉のかすれたような茶色い変色(かすり)は、ハダニの可能性があります。肉眼では日焼けと区別がつきにくいので、私は顕微鏡で確認しました
  • なぜこの株だけに出たのかは、風と熱だまりの仮説どまりです
  • 規定どおりまいても生き残る理由は3つありました。効きにくい個体(耐性)・薬液のかけムラ・残った卵。どれかは確かめられないので、3つ全部に通る手を、次の世代が立ち上がる10日がたつ前に打つことにしました
  • 薬には「攻撃する場所の番号」があります。輪番とは、薬の名前ではなく番号を替えることです
  • ローテーションは「無敵のハダニを自分の手で作らないための作法」でした
  • 規定どおり使っても効かない個体はいるようです。仕組みの違う物理タイプ(窒息系)は、そういう時の保険になります
  • 薬を選ぶ時は、国の登録リストに「観葉植物」があるかを見るようにしました
  • 効かなくなった薬も、使うのをやめて寝かせれば感受性が戻っていくようです。無敵は永続しません
  • 勉強して分かったのは、怖いのは無敵のハダニではなく、仕組みを知らずに同じ薬を繰り返す自分の手だった、ということでした

ニッソランが効いたかどうかの答え合わせは、実測がそろい次第、続報で書きます。